コラム

健康のために身体を動かす、スポーツを楽しむ、身体を鍛える…
皆さん、それぞれに目的をもって運動をされているかと思います。

コラムでは日常生活に取り入れると快適に過ごせるような簡単にできるストレッチや身体を引き締めるトレーニング方法、またスポーツをされる方にはぜひ知っておいていただきたい応急処置などを紹介しています。ぜひご一読ください。 

スポーツをされる方に

・なぜ治療が必要なのか?
・ウォーミングアップの必要性
・応急処置について

健康セルフストレッチ                       

・セルフストレッチでコリを和らげよう
・セルフストレッチの行い方

自体重トレーニング

・自体重トレーニングとは?
・自体重トレーニングで身体を鍛えよう
・自体重トレーニングの行い方

スポーツをされる方に知っておいていただきたいこと

なぜ治療が必要なのか?

  • 身体のメンテナンスとパフォーマンスの向上
    技術の向上を考えるならしっかり身体をメンテナンスしましょう。なぜなら『痛み』が体の動きを制限するからです。一生懸命多くの練習をしても思うような結果が出ない事があります。それは体のバランスのくずれにより、あなたの理想の動きができなくなっていると考えられます。ですから治療を施すことで『痛みのないバランスの整った状態』にしてパフォーマンスの向上を目指しましょう。
  • 私が治療家&トレーナーになった理由
    私は高校生時代ハンマー投げの選手としてインターハイに出場しました。しかし、無理なトレーニングの積み重ねと悪いコンディションのまま練習を続けた結果、重度の腰椎椎間板ヘルニアとなり、選手として一番大事な時期をベッドの上で過ごすことになってしまいました。
    ですから成長期の中学・高校生のスポーツ選手の方々には、ただ根性のみで練習をするのではなく、しっかりとした科学的な根拠に基づいたトレーニングと治療が必要だと考えるようになりました。
    もしも今、自分が伸び悩んでいたり、痛めているところがあるのでしたらぜひとも治療や正しいトレーニングを受けて下さい。そうすればパフォーマンスも変わり、結果も変わってくると思います。
    障害を抱えたまま生活をしているスポーツ選手も多くいますが、そうならないためにも早くからのアプローチが大切だと思います。
  • 健康な身体と健全な心
    パーソナルトレーナとしてプロスポーツ選手のトレーニング指導も行っています。一流の選手に提供するものは一流のものでないといけません。ですから常に学び成長を心がけて生活するようにしています。
    これからは多くの方々、学生さんたちに私たちの施術やトレーニングを知っていただき、皆さんの競技能力を上げるためのサポートを行っていきます。
    健康な身体、健全な心、これを持つことによってより楽しい生活が送れると考えます。

■ウォーミングアップの必要性

  • 柔軟性ストレッチを運動前のウォーミングアップとして行っている選手やチームが多くみられますが、実際運動時にはその効果は薄いものです。
    なぜならストレッチのみではの身体の深部温(体温)が上がらないからです。
    柔軟性ストレッチはウォーミングアップの方法として用いられるものではなく、ジョギングなどでしっかり汗ばむ程度まで体温を上昇させた後に行うべきものです。
    ウォーミングアップは筋温を上昇させる活動であり、活発な運動を行うための身体的準備となります。
  • ウォーミングアップ後の体温上昇による効果
    ▶筋への血流量の増加
    ▶神経伝達速度の向上
    ▶柔軟性の向上
  • ウォーミングアップなしでの柔軟性ストレッチの効果
    ▶筋の収縮、伸長が少なく摩擦が生じない
    ▶筋温が上がらず、体温の上昇もわずかである
    ▶筋温の血管拡張の反応に影響を及ぼさない
  • ウォーミングアップの種類
    一般的なウォーミングアップとしては「ジョギング」「縄跳び」「サイクリング」等があり、大筋群の動作による基本的な活動が適しています。
    心拍数、筋の深部温、呼吸数、関節液の粘性を高め、血流や発汗を促進します。
    筋温の上昇は柔軟性を高め、それが身体を動かすための準備になります。
    筋温を上げる方法としては「シャワー」や「ホットパック」「マッサージ」などがありますが、これらは筋温を上げる目的では効果的かもしれませんが、活発な身体活動に対する準備が目的である場合はお勧めすることはできません。
  • ウォーミングアップの手順                        
    ウォーミングアップの手順は、1)ジョギング 2)ダッシュ 3)ジャンプ などを行ない軽く汗をかきます。ジョギングとダッシュの間に軽く反動をつけたストレッチや運動をすると良いでしょう。ただし、反動をつけることによって今までに痛めていた場所が強く痛むことがあるのでご注意ください。痛みが出る動作は、身体の動きを無意識に制限し、パフォーマンスの低下を引き起こすことにもつながります。
    より楽しく、より快適にスポーツをおこなうため、またケガを予防するために運動の準備としてウォーミングアップをしっかり行い、パフォーマンスを最大に発揮できる状態にしましょう。また終了後はクールダウンとケアもしっかりと行ってください。

■RICES処置について

  • RICES処置とは
    つき指、肉離れ、捻挫、打ち身などのケガの場合は痛み・腫れ・内出血などが生じますが、これらを症状を最低限にとどめ、損傷期間を短縮するための処置です。
    Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)、Stabilization(固定)を意味します。
  • Rest=安静
    ケガをした部分はむやみに動かしてはいけません。ケガが悪化しないように安静な状態に保つことが大切です。
  • Ice=冷却
    炎症を抑え内出血を最小限に抑えるためには、受傷直後にアイシングを行なうと効果的です。アイシングを直後に行うことで、通常受傷を4~6時間後に発生する滲出物を減少させることができます。また同時に痛みや内出血、腫れを軽減してくれます。
    しかし注意しないといけないのは長時間のアイシングは組織の損傷を引き起こす原因になります。そのためアイシングは約20分間行い、起きている時間中1~1.5時間お気に繰り返します。アイシングを行うことで炎症反応を抑制し、外傷の回復は促進されます。この段階で適切な処置を行っておけば外傷による損失時間は短縮されます。

    ※アイシング時の注意点 ~凍傷に注意しましょう!~
    凍傷は基本的に0℃以下で起こります。氷のうや氷袋でのアイシングでは凍傷にはなりにくく長時間冷やしても問題はありませんが、クライオパックや冷却パックを直接肌にあてて長時間冷やすと凍傷になる可能性がありますので、使用する場合は必ずタオルなどで包んで直接肌に当てないように使用してください。
  • Compression=圧迫
    アイシングと同様、内出血を防ぐために行い、アイシングと同時に行うとより効果的です。しかし、圧迫が強すぎると血液の循環が悪くなるので注意が必要です。圧迫後は患部より先がしびれたり、色が変わっていないかを確認し、症状が見られれば圧迫を弱めます。
  • Elebation=挙上                         
    ケガをした部分には血液が溜まりやすいため、患部が腫れやすくなります。 冷却、圧迫処置をした患部を心臓より高い位置に上げて、出血、内出血、腫れを軽減させます。 手首、足首が患部なら仰向けに寝た状態で患部の下に座布団などを2枚程度重ねて敷くと良いでしょう。 また睡眠中の挙上は5~6㎝上げておけば可能です。 
  • Stabilization=固定
    固定は圧迫と同時に行います。痛めた筋肉や関節を動かさないために固定し、悪化を防ぎます。
  • ※以上は受傷直後の応急処置になります。RICES処置を施した後は医療機関を受診し専門家に支持を仰ぐことをおすすめします。

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